0730-77

旅立ちの朝は
やさしい思い出と
ただただありがとうを…



一昨日、90歳の誕生日を迎えた祖母が今朝、亡くなりました。

一昨日の電話の最後の言葉
「あっちゃんが帰ってくるの、待ってるからね」

忙しかった事
たくとの調子があまりよくなかった事
それで今年はまだ一度も帰省していませんでした。

レコーディングが終わって、8月には帰ろう。
何度も何度も思いながら、結局今日を迎えました。

バカだな、私…。

けど後悔はしません。
心臓の持病と、事故で歩行が困難だった祖母は
強く、凛と生きていたから…。

祖父は向日葵。
祖母は、蓮の花のような人だった。
今、そんな風に思います。
私が最も憧れる花、そうか祖母だったのか。

戦争に行った祖父。
待ち続けた祖母。

子供の頃から、何度も聞かされた戦争の話。

「戦争なんかなければいい」
祖父は最後まで平和を願い続けました。

そんな祖父の妻らしいですね。
今日は終戦記念日。
日本中が平和を願う日のはず。
でも今はあまりメディアや学校でも取り上げられないそうですね。


戦い抜いたいのちが、終戦記念日に眠るように旅立ちました。
きっと今頃、祖父と再会しているのでしょう。


こんな日に、こんなことを書いて…
そう思われるかもしれないけれど、今日、書きたかった。
漠然としているけれど
やっぱり私は、平和を祈りたい。
尊敬する祖父と祖母の孫だから。


今から、実家に帰って来ます。
祖母に届けたい歌があります。

ありがとう。
ただただ感謝を込めて。




生きてゐる証しと吾の歌を詠む悲しき時は哀しきと書く

何時かくる別れ思へば守りくるる子らにやさしき母でありたし

声かくれば届かん近きに娘の住みて手をかしくるる日日の幸せ

責任の持てない事はするなよと出で行く孫の背に声かくる

宝石も花束もなき金婚なり昼食食べに行くかと夫云ふ

病める手にペンを持ち書き下手な歌 笑って下さい 生きてる証