TENDER WIND

やさしい風が、ふいてきた。

うたびと 染矢敦子 blog
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0428-027

できないなんて言わなくていい。
役に立たないなんて思わなくていい。
それぞれに、できることがある。
そこにいるだけで、その存在に、誰かが励まされている。




2003年から、ワンワンライブを始めて
犬の知り合いがとても増えました(*´∀`*)

ブログから写真のお仕事を頂くようになって
2011年から、犬と楽しむコンサート&撮影会もするようになって
益々、犬の知り合いが増えました(*´∀`*)
ネコも徐々に増えています☆


私は子供の頃から、どうぶつが大好きです(・∀・)♪+.゚
その中でも一緒に暮らして来た犬たちは特別です。
初対面の犬たちも良いお顔をしてくれます。
言葉が通じるとかじゃないけど
なんだか「仲間」そんな感じです。


犬の知り合いが増えるということは、寿命の短い犬たちですから
その分、別れも増えます。
昨年もだったけど、ここのところ続いていて
すごくすごく悲しいんです…。


0512-12


私は獣医さんになろうと高校の時、思っていました。
そんな中、両親と大学を見学に行き、そこにいる犬たちを目にしたんです。
ただ柵の中いる犬たちですが、なぜか苦しくて、悲しくて…。
その後、本を読みました。獣医さんになるまでのお話。
私には無理だと思いました。

たくさんの命を救うためだと分っていても
私はきっと精神を壊してしまう。


私が動物の保護活動をしないのも同じなんです。
救えないどうぶつたちを前に私は壊れてしまう。
ある部分ではとても強いのに、そういう部分では情けないくらいもろい。


自分ではない感情が入って来るような時があります。
それが悲しみや怒りや苦しみの時は本当に辛い。

最近はそれに気付いて
感じてしまっても
しばらくすると自分に戻れるようになってきました。
うちの犬たちを見る…私を見つめるくるくるの目目。

ここに戻れる。私に戻る瞬間。
そうだった…ここを大切にしよう。


救いたかったり
幸せになってほしかったり
何か役に立ちたかったり

そんな時できないことの方に目がいったりしませんか?
できないことを悲しくなったりしませんか?

最近、思うんです。
誰かの為って頑張ることよりも
自分ができることをただしていることの方が誰かの為になっているんじゃないかなって。


私は犬の保護活動はしない。
直接いのちを救うことはできない。
けど写真を撮るよ、歌を歌うよ。
明るく、温かい言葉を発信していくよ。
ただただできることをやっていくよ。

それが結果、なにかの為になればいい。


そんな時、心からの「ありがとう」が届くんです。


0407-012


この二週間で知り合いの犬やネコが何匹も虹の橋に旅立ちました。

「あなたの撮った写真をプレゼントしたいんです。撮ってましたよね。アルバムにしてくれますか?」
飼い主さんの友達から、依頼を受けたり
「染矢さんが撮ってくれたうちの犬の写真を全部ほしいんです」とご連絡を頂いたり
歌に乗せて写真を流す映像もの
写真集、アルバム
CDの歌詞カードをわんちゃんの写真で作り替えたもの

ここ数日ずっとそういうものを作っています。


そんな中、夢を見たんです。
その前に手術の日の夜の話を…

たくとがお腹の上に乗ってた、そんな感じがしたことはここに書きました。
その時、別の犬、白くて大きい感じの犬がぼわ〜って現れて
怒ってるみたいで、すごくすごく怖かったんです。

そのお話をある方にすると
「怒ってるんじゃないですよ。
犬たちがずっとそばで見守ってるのに気付いてもらえないから、悲しんでるんですよ」
と言われました。

その時の犬が昨日も現れたんです。
寝ていたのかな、起きていたのかな。

今度はその犬が、とっても優しく見えて
「ありがとう」って言ってるような気がしたんです。

仲間の為にありがとう
残された人たちへ、思いを運んでくれて、ありがとう。

私は私ができることをただしているだけ。
それで良いんだなって思ったんです。


犬もどうぶつも人も☆


笑顔でいるだけでも
温かい言葉を使ってるだけでも
ご飯を作ったり、一緒に食事をしたり
ただ何かに夢中になっていたり
そばにいるだけでも
自分の中で当たり前のようなことがきっと誰かを励ましたり
いい気分にしたり、時には救ったりしている。


0712-12b


できないなんて言わなくていい。
役に立たないなんて思わなくていい。
それぞれに、できることがある。
そこにいるだけで、その存在に、誰かが励まされている。

ありがとう。
愛を込めて♪